音楽は目に見えませんが、音楽は空気の分子を通して人体に伝わります。
空気の分子の振動を鼓膜(空気伝達)と骨(骨伝達)で感じ取り、それを電気振動に変換して内耳から脳へ伝えています。
打ち寄せる波を思い浮かべてください。
打ち寄せる波と音楽の波(音波)の違いは、目に見える水の分子か目に見えない空気の分子かの違いだけですね。
2000年10月19日(木)の「アンビリーバボー」によれば、クラシック音楽を水に聴かせると水の結晶がきれいになりました。
また、野菜などの植物にクラシック音楽を聴かせると成長が早いという実験結果もあります。
野菜は大部分が水ですから、これも納得できます。
音楽には同調作用があります。
同質の音叉をAとBの2つ用意して机の上に置きます。
音叉Aを手にとってカンとたたき、机の上に戻します。
すると音叉Aの振動が音叉Bに伝わって、音叉Bも振動し始めます。
これが共振・共鳴です。
これに対して、一方向からのみ強制力のある関係を同調作用といいます。
これにあたるのが音楽と人間の関係です。
例えば、60ビートの音楽をある一定時間聞いていると心拍数が次第にゆっくりとなり、60ビートに近づきます。
アメリカのデータですが、音楽専攻の学生のIQがその他の学生に比べて約10ポイント?高かったという報告があります。
音楽は、左右脳を両方使うので、左右脳のバイパス=脳梁が太くなるというデータがあります。
つまり、左右脳を両方上手に使えるようになるので、IQが高くなると考えられています。
「音楽はからだを変える
・不安を軽減し、心拍数と呼吸数を低下させる。
・心臓病にともなう愁訴が軽減する。
・血圧が低下する。
・免疫細胞の増加など。」(ページ99〜100)
「音楽であれトーニングやシンギングボールであれ、トラウマの軽減、精神の鎮静、エネルギーの回復などに有効であることは、すでに実証済だからである。
・・・広義の音楽療法の適用範囲は、片頭痛から”がん”にいたるトウ痛の緩和、学習障害、分裂病を含む精神疾患、アルコールなどの薬物嗜癖、ストレスリダクション、病院における出産と外科手術、集中治療室患者、また従来の心理療法の補助としてなど、大きな広がりをみせている。」(「音はなぜ癒すのか」、128ページ、ミッチェル・ゲイナー(医師)著、無名舎)
「厄介なことに、免疫系そのものがストレスに対して敏感に反応していることが、最近になってわかってきた。
神経系ばかりではなく、免疫系のバランスも、その人がストレスにどう対処するか、否定的な感情をどう処理するかに左右されるのである。」(「音はなぜ癒すのか?」、ミッチェル・ゲイナー(医師)著、無名舎)
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