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音楽とホルモン

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音楽は視床下部=>内分泌系を通して脳内ホルモンに影響を与えるようです。あなたも音楽療法を試してみませんか?

音楽療法には、下記の2つの作用があります。

  1. 音楽の同調作用=>音楽の物理的な振動=リズムと特に心拍数が同調することで、心拍がリラックス。(アイソ原理)
  2. 情動を動かす精神的作用=>情動が動けば、ホルモンが動く。

 

音楽とホルモンの関係

東京女子医科大学内科主任教授の出村先生は、その著書“ホルモン・マジック”の中で、クラッシク音楽の感動がホルモンを分泌させると書かれています。

以下にその内容を引用させていただきます。 

  “ところで、精神的なリラックスは、体にここちいいホルモンをどんどん分泌させてくれます。

ホルモンを分泌させる”司令塔“の脳の視床下部は、リラックスが大好きだからです。

このリラックス状態をつくりだすもので、私がいちばん注目しているのが、「音楽(サウンド)の効用」です。“


“音楽は、人類共通の言葉。

私たちの感覚を通して、誰にでも感動を与えてくれます。

俗に「魂がゆさぶられる」という表現がありますが、これはたとえば、感覚中枢を問通して脳に音楽という栄養分がたっぷり吸い込まれた状態。

そうなると、体に気持ちいいホルモンがいっぱい分泌されます。“


また、出村教授は、ホルモンを活性化させる3大要素をサンシャイン(日光)、スリープ(睡眠)サウンド(音楽)の3Sと名づけています。

つまり、ホルモンを活性化させる為には、日光浴、良い睡眠、そして良い音楽が必要だということです。

さらに、“遺伝子が作曲家ならば、ホルモンはオーケストラ。


ホルモンは、人間の健康はもとより、愛や喜怒哀楽などのこころの動き、知性やストレスそれに体質まで操り支配する。


神秘の化学物質、ホルモン。”とも書かれています。


音楽には、この神秘の化学物質ホルモンを出させる効果があります。


言いかえれば、ホルモンがオーケストラだとすれば、サウンド(音楽)は、その指揮者になることもできう訳です。


たとえば、最強の鎮痛作用をするのが、βエンドルフィンです。

このβエンドルフィンは、悲しみも苦しみも消し去ります。

“エンドルフィンとは、”内因性(自分がつくっている)モルヒネ“という意味です。

その効果は、モルヒネの十倍に相当します。”


とういことですが、真実はシンプルで単純です。

要するに、トランス状態、夢中の状態になるとあまり痛みを感じない経験をしたことはありませんか?

スポーツなどが良い例です。


スポーツに夢中になり、試合中に足を痛めたが、そのままプレーをし、試合後に急に痛みが激しくなり、検査したら、骨折していたとか・ひびが入っていたこかは、よくあることです。


夢中になっている時は、βエンドルフィンとかアドレナリンなどのホルモンが出ているのではないでしょうか?

私などは、夢中になったり、HIGH ハイになったりすると、頭の中に何かがどくどくと流れるのを感じることがあります。

たぶん、ホルモンだと思います。


つまり、気持ち良いと感じたり、感動したりすれば、良いホルモンが出るのではないでしょうか?

ちなみに、それぞれのホルモンもそれぞれ固有の周波数に反応するということがある本に書いてあります。


音楽の周波数をそれぞれのホルモンが同調しやすい周波数に合わせるのも面白いですね。

これは、企業秘密なので、・・・。


地球上のすべてのものには、周波数があることをご存知でしょうか?

その理由は、地球自体が自転・公転して動いている=振動しているからです。

地球上の生き物は、この地球の周波数に同調します。

地球の周波数=リズムに同調しないものは、病気もしくは死を意味します。

その最たるものが人間の心拍数です。


人間の心拍数の平均は約72回/分です。(医学書による)

個人的には心拍数がいくつが良いかという数字を持っており、数学的に証明できるとは考えておりますが、それは秘密です。

さて、それぞれのホルモンも確かβエンドルフィンはxxxHzに同調する書いてある本もあり、どのホルモンがどの周波数に同調するのか少しずつ分かってきています。


ただし、これらの情報はラーメン屋のスープの内容と同じように企業秘密ですので、公開はできませんが、各社でそれなりのデータに基づいて作ってあるのが音楽療法CDです。


結論:

● 1.なるべくリラックスできる心地良い環境をつくり出せば、良いホルモンが出るのではないでしょうか?

そして、良いホルモンの分泌=ヒーリングですね!

音楽療法を正しく実践すれば、ほぼ全身の筋肉、自律神経、ホルモンに影響を与えることが可能なことがお分かりいただけますでしょうか?

セラピーとして音楽療法を活用するのであれば、音楽療法 食事 運動の三位一体をお勧めいたします。


私は、突発性難聴並びに記憶障害(病気)から、半病気、半健康、健康への回復を食事・運動・音楽療法の三位一体でまかないました。

こころとカラダには相関関係があります。

「健全な肉体に健全な精神が宿る」ということです。

回復過程は、精神、肉体、精神、肉体と一歩一歩階段を上り詰める感じです。

つまり、音楽療法で=>精神のサポート、食事・運動療法で=>肉体の強化といった感じです。


ちなみに、音楽療法単体の場合は、健常者のみに有効と考えられます。

肉体に問題がある人=病人、半病気、半健康の人は、自然治癒力が十分に働いていません。

自然治癒力が十分に働いていないから、完全な健康体になれないのです。


さて、日本人でこの完全な健康体に当てはまるのは、わずか1割です。(日本成人病予防協会の資料より)

ということで、9割の日本人は、音楽療法単体では不十分ということです。


食事・運動・音楽療法の三位一体は、ボディ・ビルディングと同じで長い時間をかけて作る上げていくものです。

でも、うさぎと亀さんの競争と同じで、気が付いた時には、周りを大きく引き離していることが実感できると思います。


● セラピー、ヒーリング等にご使用の場合には、近年に改良・進化した音楽療法CDをお勧めします。

● 音楽の選択にお困りの方は、ご相談ください。


担当:一般健康管理士指導員 森田 洋 
updated on 1/14/2020

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