サウンドセラピーと音楽療法はほぼ同義語です。
病気の変化と現代医学の弱点。
上記の二つの理由から、サウンドセラピーが必要とされるようになりました。
1. 病気の変化:
現在の多くの病は、ストレス病であり、今までの病気とは性質が違います。
今までの病気は、肺炎や結核などの感染症が主でしたが、これらの病気は、現代医学の発達のお陰で概ね解決されています。
抗生物質などの開発により、病原菌やウィルスなどを退治する方法が生まれました。
インフルエンザを例に取ってみましょう。
インフルエンザにかかるのは、病原菌のウィルスが体内に侵入し、
体内の免疫細胞がウィルス菌の侵食を食い止められなかった(免疫力が効かなかった)場合に、
体内にウィルスが異常繁殖し、われわれは病気になります。
(ご参考:免疫細胞には、antibodies, helper T cels,
killer T cells, suppresser T cells, natural killer cells, lymphocytes, phagocytes, granulocytes, neurophilis, messenger molecules
などがあり、この中で良く知れれているのが抗体、ナチュラル・キラー細胞などです。)
2. 現代医学の弱点:
現代医学では、例えば、抗生物質でこの病原菌のウィルスを殺すことで対処します。
(副作用としては、この病原菌のウィルスだけでなく、善玉菌も殺してしまうことです。)
通常であれば、これは完璧な処置です。
残念ながら、ストレス性の病気には、これでは不十分です。
何故ならば、
ストレスは、内分泌細胞、免疫細胞、自律神経に作用するからです。
つまり、ストレス過多の人は、免疫力が落ちています。
免疫力が落ちている為にインフルエンザにかかった場合には、抗生物質は一時凌ぎにしか過ぎません。
抗生物質は善玉菌も殺しますので、悪玉菌が繁殖しやすくなります(抵抗力・免疫力が落ちる)。
ストレスで免疫力が落ちているところに、さらに免疫力が落ちれば、直ぐにまた風邪を引くか、違う病気にかかるでしょう。
これは、悪循環の始まりです。私にもこの経験があります。風邪を引いてお医者さんに行くと風邪薬をくれます。
症状は治まりますが、また直ぐに風邪を引きます。
免疫力を上げておかなければ、この悪循環は断ち切れません。
解決策の一案:
免疫力が落ちた結果として起こるストレス病は、ストレスを取り除いて、免疫力をアップさせて置かなければ、解決策とは成り得ません。
ストレス病が厄介なのは、ストレスが内分泌細胞、免疫細胞、自律神経に作用し、症状があらゆるところに現れることです。
川の流れと同じ仕組みで考えてください。下流で対処していては、大変な作業となります。
従って、川の上流の汚染源を処理することです。
それには、ストレスと同じ経路を辿って作用するものを使うのが最も効率的です。
現代のストレスはメンタルな要素が強く、多くのストレスは[聞くこと]から発生します。
従って、メンタルなストレスには、同じ経路でプラスに作用する音楽が最も効率的です。そして相対的にストレスのマイナスを
相殺するには、サウンドセラピーのようなプラス要素の豊かな音楽を聴く事が効果的です。
ヘッドホーンをつけて一日10分〜30分間心地よい音楽を聴くだけです。
他にもっと簡単で良い方法をご存知ですか?
● 変化にすばやく対応する。
これが、今後の激変する世の中で生き残る方法・手段だと思います。
● 音楽の選択にお困りの方は、ご相談ください。
担当:一般健康管理士指導員 森田 洋
updated on 1/15/2020
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