耳鳴り: 耳鳴りの原因としては、物理的原因、心理的要因、そしてその両方があります。 今のところ医学的にその原因が完全に解明されている訳ではありません。 私の経験から推測すると、耳鳴りは「聞こえが悪くなったことを知らせる信号」です。 脳動脈硬化症、甲状腺機能低下、脳または耳の腫瘍、聴神経障害、聴力の低下、ストレスなどで耳鳴りが発生します。 まず、耳鼻科の検診を受けることを強くお勧めします。 一般的に、聴力が低下すると耳鳴りが発生します。大体聴力が30デシベルより悪くなると耳鳴りが発生するようです。 聴力は最初に得て、最後に失うものです。 聴力が落ちている場合には、メンタルを含め体のその他の部分にもかなりの負荷がかかっているものと考えられます。 耳鳴りは、体が発する危険信号です。肉体・精神の全般に亘る総点検が必要です。 食生活を見直してください。また過労、運動不足、暴飲・暴食などにも要注意です。 <成功例> ある40代の女性の場合、聴力が35デシベルに低下し、耳鳴りで苦しんでいましたが、約1ヶ月程の集中的なサモナス・サウンドセラピーで、 聴力が標準値に戻り、耳鳴りが無くなりました。 ただし、この方の場合は、症状が軽度であったのでこれほど簡単に解決してしまったのでしょう。 通常、耳鳴りは、最も厄介な問題の一つですのでなかなか治りません。 また、ある40代の男性の場合は、現代医学の力で聴力が106デシベルから60デシベルまで回復し、 その後サモナス・サウンドセラピーなどのお陰で現在は約38デシベルまで回復しましたが、残念ながら耳鳴りは無くなりません。 やはり聴力が30デシベルぐらいまで回復しないと耳鳴りは治らないでしょう。この男性の場合は、内耳に障害を残しているものと考えられます。 内耳の障害、つまり死滅したコルチ細胞の修復は、現代のいかなる治療法をもってしても不可能とされています。 でも、耳鳴りがあまり気にならなくすることはできます。 耳には、防衛メカニズムがあり、中耳内の3つの耳小骨と2つの筋肉で、音伝達の調節をしています。つまり、中耳内において、 この「てこの原理」を利用して、内耳への音伝達の調節をしています。 例えば、内耳がダメージを受けるとこの筋肉が硬直します。内耳がこれ以上ダメージを受けないように、中耳内のこのメカニズムで音を小さく調節する訳です。 これを放置しておくと筋肉が硬直したまま固まってしまいます。 腕などを骨折した時に腕を固定しますが、その後直ぐにリハビリをして筋肉を動かさないと筋肉が 固まってしまい、腕が動かなくなるのと同じ現象です。 この耳小骨の筋肉の硬直を和らげ、リハビリをするのが、耳のマイクロ-マッサージと言われているものです。 サモナス・サウンドセラピーもこのマイクロ-マッサージで、 中耳から内耳への音の拡張率を元に状態に戻すものです。 物理的に内耳の障害を治すものではありませんので、ご承知置きください。 ※ご注意)めまいと耳鳴りが同時に起こった場合には、耳鼻科へ直行してください。 この症状は、私が突発性難聴になった時の前兆です。HM |
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