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音楽療法のススメ！

ストレスは万病のもと

われわれ現代人は、非常にストレスの多い社会に暮らしています。

さらに、環境破壊などによる生活環境の悪化により、現代人の免疫力は低下しています。

パソコンなどから出る電磁波は、われわれの波動を乱し、心身の不調を引き起こす要因となります。そしてストレスは、免疫力を更に低下させるため、万病の元になります。

では、このように増え続けるストレスに対して、効果的な対処法をお持ちでしょうか？

ストレスを放置しておくとどうなるのでしょうか？

ストレスが起因した突発性難聴、神経性皮膚病、精神的不均衡などで苦しむ人が近年増えています。ストレスは上手に取り除きましょう。

ストレスは心の葛藤

肉体的なストレス（筋肉の疲れなど）は、休息を取れば大抵治ります。

ところが、精神的なストレスは、単に休息を取るだけでは癒えません。取りきれない精神的なストレスは、マイナス要素として脳に蓄積され、取り除かれるまで体の中で負債（マイナス）として何年にも亘り残るそうです。

このような精神的なストレスは、心の葛藤から生じると考えられます。

例えば、不快感、不条理感、不公平感、憤り、イライラ感などから起こります。つまり、心の問題であり、自らの脳で作り出したものではないでしょうか？昔から、恋の病につける薬はないと言いますが、心の問題には薬は適さないような気がします。

さて、脳＝（イコール）心が緊張すると、身体も緊張し、万病の元になります。

心身共にリラックスすることが大切です。

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ストレス解消法

ストレス解消法は、人それぞれですね。

カラオケで歌を歌ったり、お酒を飲みに行ったり、スポーツをしたりしてストレスを解消している人が多いようです。これらはどれも効果的ですが、どうもこれだけでは十分ではなさそうです。

近年アロマセラピーやヒーリング・ミュージックなどを取り入れている人が増えてきましたが、賢い選択だと思います。

ところで、心＝脳であるならば、ストレスを解消するには、脳をリラックスさせ、心の緊張をほぐすものが有効です。

脳は、五感からくる感覚刺激に影響されて発達する従属変数と言われています。

要するに、脳に作用させるためには、五感を刺激すれば良い訳です。

ところで、フランス人耳鼻科専門医のアルフレッドトマティス博士は、脳への感覚刺激の90％近くが、内耳にある蝸牛と平衡感覚器官（三半規管）からのものであると臨床的に結論づけています。

つまり、トマティス博士の理論によれば、聴覚への刺激が最も効率良く脳に作用できるということになります。

トマティス博士は、1970年までパリで開業していました。博士は、独自の音響-心理-音韻論に基づいて「電子耳」を開発し、その電子耳を使って、ろ過処理をした音楽（特にモーツアルト）を患者さんにヘッドフォーンで聞かせるなどの方法で、発達遅れ、言語障害、社会不適応、自閉症など従来の医学では治療が困難な子供達の治療を行い、かなりの成果を上げました。

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「理論的背景」

A.A. トマティス/音響-心理-音韻論

耳のアインシュタインの異名を持つトマティス博士は、聞くことと話すことの主従関係を発見し、会話や発声の問題は、多くの場合耳を再訓練することにより解決できるという理論を確立しました。

これが音響-心理-音韻論のベースです。

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ところで、ホルモンは音楽の周波数に反応します。
音楽療法は、オーケストラ（ホルモン）の指揮者のようなものです。
例えば、快楽ホルモンのドーパミンは、モルヒネの約10倍の鎮痛・鎮静効果があると言われています。

また、エンドルフィンの分泌が活発になると免疫力がアップします。（出村博医学博士著　ホルモン・マジック）

アロマテラピーと併用すると一層効果的です。

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